古池や蛙飛びこむ水の音。蛙の鳴き声ではなく静寂に着目したこの一句で芭蕉は俳句の世界に新風を巻き起こしたのです。

静寂の中、池に飛び込む1匹の蛙。微かな音とともに静かに波紋が広がる水面を表現したイラストを大きく配置しました。何処にも俳句を直接表すデザインはされていませんが、誰もが芭蕉の名句を連想することでしょう。縦型、横型ともにテキストは全て横書き。氏名と肩書は他の情報とは離れた位置に配置するため、一層印象に残ります。