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  • 名刺を自作する! 印象的な差がつく名刺を作るための作成ノウハウ

    名刺は、肩書きや連絡先を知らせるカードではなく、「ビジネスの顔」としても重要なアイテムです。
    「名刺ってどうやって作ればいいの?」「人とは違う個性派の名刺がほしい!」という方のために、名刺作成の基本ノウハウをまとめました。


    名刺作成の方法は3種類


    名刺自作
    名刺の作成方法は、大きく分けて3つあります。
    もっとも簡単なのは「デザインテンプレート名刺です。
    あらかじめデザインされたテンプレートから好きなデザインを選び、作成する方法で、ノウハウを調べたり自分でデザインを考えたりする時間のない方におすすめです。
    テンプレートといっても自由度は高く、カラー変更や画像、QRコードの追加も可能です。とりあえずシンプルな名刺を自作・注文したい、名刺を初めて作成するという方はまずテンプレートをチェックしてみましょう。

    自作したデザインの名刺をかたちにしたいという場合は、自作のデザインデータをプリント注文する「データ入稿名刺を活用します。

    名刺自作
    また、デザインを自作するノウハウやアイデアはないけれど、オリジナリティのある名刺を作りたい場合は、デザイナーに名刺デザインを発注する「オーダー名刺が便利です。

    名刺作成、自作名刺のノウハウとポイント


    次のようなポイントに気を配ると、印象に残る名刺を作ることができます。

    ▶名刺作成のポイント:紙見本を取り寄せて紙質にこだわる

    名刺自作
    名刺は基本的に手渡しです。
    そのため、手に持った時の質感や風合いが名刺の印象を左右します。
    なるべく紙見本を取り寄せて、印刷する前にどのような紙がよいかを比較してみることをおすすめします。
    ビジネス名刺の多くは、オーソドックスな触り心地のホワイトプリンスや、カラーが美しく発色するスーパーファインスムースといった紙を使うのが一般的です。
    しかし、業種によってはナチュラルな風合いを出せるドリームや、クリエイティブなイメージのマットポスト、個性の強いミセスBなど、異なる質感を楽しめる紙を選択するのもひとつのアイデアです。

    ▶名刺作成のノウハウ、アイデアはテンプレートをチェック
    ■ デザインテンプレート名刺はこちら

    名刺自作
    学外活動で初めて名刺を自作する、フリーランサーとして独立するために名刺を自作する必要がある、といった場合にはどのようなレイアウトにすべきかすぐに思いつかないこともあるでしょう。
    そんな時は、まずお手本としてテンプレートデザインを眺めてみてください。
    ビジネス名刺のかっちりしたデザインからアート系の個性豊かな名刺まで、さまざまなバリエーションがあります。
    フォントや各項目の文字のバランス、色使いといったディテールを参考にしつつ、自分だけのデザインを作っていきましょう。

    ▶自作名刺の配色デザインは無料カラーパレットツールを活用

    名刺自作
    白黒名刺ではなく、色を使った名刺を自作する時は、カラーパレットツールを活用するのが便利です。
    無料のツールも多く、美しい配色やインパクトの強い色の組み合わせ、ナチュラルにトーンをそろえる色選びが可能です。
    もっとも、パソコンで見る色味とプリントの色味はどうしても若干差が出てしまうので、ウェブ上の色を完全に再現することは難しいでしょう。
    ですが、色パターンを試してみるという意味で、カラーパレットツールを使うのは有効です。
    「カラーパレット ツール 無料」などと検索するとオンラインで使えるツールが表示されます。

    ▶これからの自作名刺はQRコードが増えてくる?
    名刺自作
    ビジネスを広げる上でじわじわと需要が高まっているのが、QRコードです。
    名刺という紙媒体からウェブサイトやECサイトへとスムーズにアクセスできる点が重宝されています。
    QRコードはオンラインで簡単に作成できるので、自作名刺に掲載するのも一般的になっています。
    QRコードは任意のカラーで作成したり自社や各SNSのロゴマークを入れたユニークなコードも作成できるので、いくつかパターンを作ってデザインを考えてみてはいかがでしょうか。
    業種や活動によっては、SNS風に顔写真をレイアウトした名刺を作成するのもおすすめです。

    ▶オリジナルな名刺作成は100柄名刺の変化球もアリ
    ■ 100柄名刺はこちら

    自作名刺
    個性派名刺を目指すなら、100枚にすべて異なる柄をプリントできる「100柄名刺」サービスを利用するのもおすすめです。
    名刺を手渡しする瞬間をイベントに変えるエンタメ性の高いデザインです。
    足あとや恐竜、化学式といったラインナップで、ノウハウなしにクリエイティブな名刺演出が可能なデザインといえます。

    複業やプロボノ、活動の数だけ名刺を作成する日は近い


    名刺自作

    近年は、大企業で複業(副業)が解禁になったり、プロボノ(専門性を活かした公共的な目標のための活動)が日本でも注目されたりと、一人でいくつもの顔を持つことが珍しくなくなってきました。
    個人の活動の数だけ名刺を自作して、多種多様な自己表現を楽しめる、そんな時代はすぐそこまできているのかもしれませんね。

    ◆ 関連記事 ◆
    「 名刺交換の作法、カンペキですか? 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/nte/

    「 名刺の整理の方法 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/o-method-210528/

    「 オシャレでかっこいい名刺 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/cool20210326/

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  • こだわりで差をつける! 加工名刺

    他とは違った個性あふれる名刺を作成したい。
    そういった思いがあってもなかなかアイデアが浮かばないという人は多いのではないでしょうか。
    今回はBUSINESS名刺印刷所でできる名刺の加工をご紹介します。

    欧米サイズ・変形サイズ


    加工名刺
    最初にご紹介する加工から力業ですが、通常と違うサイズの名刺で相手にインパクトを与えよう! というご提案です。
    日本の一般的な名刺のサイズは91×55mm。
    一方、欧米サイズはそれよりも少し小さめの89×51mm。
    変形サイズは45~93mm×45~63mmの範囲内でカスタマイズが可能です。

    外資系にお勤めの方なら既に欧米サイズの名刺を使っていらっしゃるかもしれませんね。
    ワイシャツの胸ポケットにすっと入る大きさです。
    通常名刺とはたった5mmほどの差ですが、人間の慣れとは恐ろしいもので、手にしたときには明確な違いに気付きます。
    そして裏面にローマ字表記の名前や、英語表記の情報が載っていれば「グローバルな人なのかな」という風に興味を持ってもらえるきっかけにもなります。

    また、例えば変形名刺で正方形の名刺を作れば相手には間違いなく、変わった名刺を持った人だと覚えてもらいやすくもなるでしょう。
    費用も100枚につきプラス300円なので少ない投資でビジネスツールにテコ入れができます。

    型抜き


    加工名刺
    名刺を自由な形にカットする型抜きは、名刺交換の際に間違いなく話題になる加工です。
    自社の商品に関するものや、好きなもの、好きなモチーフの形に名刺を作成することが可能です。
    型抜きの名前の通り、型を作ってカットするので初回のみ型代が必要ですが、その後は100枚3500円の加工費のみで自分だけの名刺が手に入ります。
    また、弊社が既に用意している型の中からお選びいただくと最初の型代は発生しません。
    たとえば写真の蝶の名刺も、リボンを結んだベルにしたりと、発想次第でデザインは無限です。
    ぜひ、ご検討・ご相談ください!

    箔押し


    加工名刺
    箔押しは金や銀の箔を貼る加工です。
    色は金のツヤあり・ツナなし、銀のツヤあり、ツヤ無し、メタリック赤、メタリック青からお選びいただきます。
    やっぱりキラキラしたものは目を引くので社名を箔押しするのはかなりおすすめです。
    箔押し用の型はそれぞれオリジナルで作成するため初回のみ型代が発生します。
    料金は片面が100枚4000円。両面が7500円です。
    少しお高めですが、ここぞというときの名刺にいかがでしょうか?

    型押し


    加工名刺
    型押しは圧力を加えて凹凸を作る加工です。
    印字をしないのに文字が見えるというかなり上級の加工です。
    型で盛り上げて文字が浮き出るように見せるか、へこませて文字に奥行きを出すかはお客様のお好み次第。
    名刺自体の手触りも変わるので独特の味のあるおもしろい名刺になります。

    バーコ


    加工名刺
    バーコは特殊な樹脂の粉に熱を加えて隆起を作る加工です。
    盛り上がった部分はつるつるとした手触りになります。
    1色ごとに料金がかかるため、「これぞ!」という色を決めてご注文ください。
    初回のみ版代として1色ごとに1200円がかかります。
    加工費は黒色は100枚4000円、その他の色は100枚4500円。2色以上使う場合は1色ごとに4500円が加算されます。
    知る人ぞ知る加工で、斬新な名刺を作りませんか。

    シール


    シール
    名刺の加工とは異なりますが、BUSINESS名刺印刷所では謹賀新年シールも販売しております。
    新年の挨拶回りをおめでたく演出できるこのツールは、今ある名刺にぴたっと貼るだけ!
    シンプルな名刺をお持ちの人ほど映える演出になります。
    2シート300円、3枚目からは1シート100円で購入できるため、名刺のアレンジの第一歩にいかがでしょうか。

    BUSINESS名刺印刷所ではお客様からの様々なご要望にお応えします。
    屋号にもある通り、特に名刺制作に特化しておりますのでまずはお気軽にご相談ください。
    今まで培ってきた経験とスキルを持って、お客様のお気持ちに寄り添ってご提案・ご対応させていただきます。

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  • 各国の名刺文化の違い

    名刺 文化
    名刺交換は日本で真っ先に覚えさせられるビジネスマナーの一つではないでしょうか。
    名刺を差し出す順番から、受け渡す際の高さ、手の配置、受け取った後の扱いまで細かいマナーが存在します。
    名刺は自分と所属する会社を伝える「顔」ともいえるビジネスツールなので、その扱いも非常に丁寧。
    基本的に何かを書き込んだりすることはあまりありません。

    しかしながら、アメリカのドラマなどを見ていると、受け取った名刺にメモを書き込んだり、そもそも受け渡しのタイミングが別れ際だったりと、日本とは明らかに違った使われ方をしています。

    名刺は各文化によってその位置付けが異なるツールなのです。

    欧米の名刺文化

    名刺 文化
    欧米では名刺はあくまで「連絡先カード」です。
    そのため、メモを取ったり、すぐにスーツやズボンのポケットにしまうのも失礼にはなりません。
    商談の結果、今後連絡を取る必要性を感じなければ名刺交換しないこともしばしばです。
    渡すタイミングも決まっておらず、名刺交換をするよりも、握手やスモールトークで良い印象を残すことが重要になっています。

    また、一口に欧米といっても、国ごとに名刺を使うシーンが異なります。
    例えばアメリカではビジネスでよく使われる連絡先カードという認識ですし、イギリスではビジネスの場で使うことはあまりなく、名前のみ記載したカードをパーティーなどの社交の場で使用することが多いそうです。フランスで名刺を持っているのは管理職以上の人、そして、ドイツやロシアでは国内では一般的に使われないため、名刺文化のある外国人を相手にする際に使用するビジネスツールです。

    アジア圏の名刺文化

    名刺 文化
    アジア圏の名刺文化はほとんど日本と同じです。
    しかしながら、名刺をしまうタイミングまで気にすのは日本だけのようで、名刺をもらってすぐにしまっても問題はありません。

    名刺のデザインには特徴があり、中国では赤や龍をモチーフとした名刺が、東南アジアでは仏教のシンボルである蓮の花や象などの縁起の良いものをあしらった名刺が好まれます。

    また、中国では名刺交換の際に名刺をじっくりと見て、相手の名前を覚えることが重要となります。
    このタイミングに名前が覚えられず、後からテーブルに並べた名刺を何度も確認してしまうと、相手の名前も覚えられない人間という悪印象を与えてしまいます。

    名刺交換をしたらすぐに名前を覚えるという習慣は、ぜひとも真似したいですね。

    名刺サイズの違い

    名 刺 文化
    名刺の一般的なサイズは国ごとに異なります。
    もし海外での仕事をする際は、その国で最もよく使われているサイズの名刺を用意した方が良いかもしれません。

    国ごとの一般的な名刺サイズは以下の通りです。
    微妙な差はありますが、どの名刺サイズも手に収まる大きさであることがわかります。

      ・日本 91×55mm
      ・アメリカ 88.9×50.8mm
      ・イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア  85×55mm
      ・オーストラリア 90×55mm
      ・中国 90×54mm
      ・韓国 90×50mm
      ・ベトナム 91×55mm

    欧米の名刺サイズが小さいのは、Yシャツの胸ポケットに折らずに、ちょうど入る大きさから名刺のサイズが決められたためです。

    日本の名刺のサイズが91×55㎜である理由は、日本では昔から計量法に「尺」や「寸」という尺貫法を用いてきたためです。
    1寸は約30.3mmなので3寸は約91mm。長辺を91mmにした際の短辺の黄金比は55mmであるため、名刺の標準サイズは91mm×55mmになったというわけです。

    名刺 文化
    BUSINESS名刺印刷所では、海外で使用する名刺作成のご要望にもお応えします。
    様々なサイズの名刺や、その国の文字表記、好まれるデザインなど、対応できる幅が広いのでお気軽にお問合せください。
    500を超えるBUSINESS名刺印刷所のテンプレート名刺から選んだデザインも、「もっとこうしたい!」というご指示をいただければ、あなただけの名刺を作成することが可能です。
    BUSINESS名刺印刷所で海外にも通用する名刺を作りませんか?

     テンプレートページはコチラ

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  • 名刺の歴史中国編

    名刺 お役立ち情報
    名刺の起源にはさまざまな説がありますが、一般的には中国が発祥とされています。
    そもそも名刺とは何なのでしょうか?
    辞書を引くと名刺はこのように載っています。

    ー名刺ー

    《「刺」は、昔、中国で竹木を削って名前を書いたもの》
    氏名・住所・勤務先・身分などを印刷した長方形の小形の紙札。

    ※ デジタル大辞泉より


    どこに所属する誰であるかを記した紙であるということですね。そして、「刺」は名刺のルーツである名前を記した木片であることが分かります。
    現在の中国では名刺のことを「名片」と呼ぶそうです。一方の日本では、古代中国にならって今なお「名刺」という言葉を使っているのは大変興味深いですね。

    「刺」について

    さて、今回はこの古代中国のコミュニケーションツールである「刺」についてのお話です。
    「刺」が元々どのように使われていたか、理解を深めるためには、まず「謁」についてご紹介せねばなりません。

    謁は刺より以前から名刺のように使われていた交際用の木の札です。
    その歴史は古く、少なくとも秦の後期まで遡ることができます。

    名刺 お役立ち情報
    『史記』巻九十七・酈生陸賈列伝第三十七には次のような一節があります。

    單父の人呂公、沛の令に善し、仇を避け、之に從ひて客たり、因つて沛に家す。沛中の豪桀の吏、令に重客有りと聞き、皆往きて賀す。蕭可、主吏と爲り、進を主る。諸大夫に令して曰く、進千錢に滿たざるは、之を堂下に坐せしめん、と。
    高祖、亭の長たり。素より諸吏を易る。乃ち紿きて謁を爲りて曰く、賀錢萬、と。實は一錢も持たず。謁入る。呂公大いに驚き、起ちて之を門に迎ふ。呂公は好みて人を相す。高祖の狀貌を見、因つて重く之を敬し、引き入れて坐せしむ。
    蕭可曰く、劉季は固より大言多く、成事少し、と。高祖、因つて諸客を狎侮し、遂に、上坐に坐し、詘する所無し。酒闌にして、呂公、因つて目して固く高祖を留む。高祖、酒を竟へて後る。呂公曰く、臣少きより好みて人を相し、人を相せしこと多けれども、季の相に如くは無し。願はくは季、自愛せよ。臣に息女有り。願はくは季が箕帚の妾と爲さん、と。酒罷む。呂媼、呂公を怒りて曰く、公、始め常に此の女を奇とし、貴人に與へんと欲せり。沛の令、公に善し。之を求むれども與へざりき。何ぞ自ら妄に劉季に許與せし、と。呂公曰く、此れ兒女子の知る所に非ざるなり、と。卒に劉季に與ふ。呂公の女は乃ち呂后なり。孝惠と魯元公主とを生む。

    【通訳】 山東省の単父の呂公という人が、沛の県令と親しかったので、嘗て人を殺したために、その仇を避けて県令の客になって沛に住んでいた。沛中のおえら方の役人たちは、県令のもとに珍客があると聞いて、皆で出かけていって祝賀の宴を張った。蕭可は沛県の主吏であったが、このとき世話役として進物をつかさどり、おえら方の参会者に向かって、「進物が千銭に満たない人は、堂下に坐っていただきましょう」とさしずした。
    高祖は亭長であった。もとより諸役人を軽蔑していた折だったので、このときも欺いて名刺をつくって、「お進物一万銭」と申し出た。しかし、実は一銭も持参していなかった。名刺が通じられると、呂公は進物の多いのに驚いて、みずから起って門まで出迎えた。呂公は好んで人の相を観る癖があった。高祖の容貌をみて、その常人でない人相なので、丁重に敬意を払って引き入れて座につかせた。これをみた蕭可は、「劉季はいつも大法螺を吹いているが、何も為し得たことがない」といって、呂公の扱いに反対したが、高祖はもとから諸客を軽蔑していたから、ついに上座に坐って少しも屈するところがなかった。酒宴が半ばを過ぎた頃、呂公は目くばませして、かたく高祖を引きとめたので、高祖派その意を覚り酒宴が終わっても居残って退出しなかった。その高祖に呂公は、「わたしは若い時から人相をみるのが好きでした、すでに多くの人々の人相を観ましたが、未だ足下の相に及ぶ者はありません。どうか自愛自重されて、大事に志されたい。また、わたくしに娘がありますが、どうか、足下の掃除婦としてお使いください」と言って、早くも婚姻の約束をした。酒宴がすっかり終わった。呂公の妻の呂媼は、怒って、「あなたは前からいつも、この娘は常人とちがうから貴人に嫁がせたいと思っておられたでしょう。沛の県令はあなたと親しい方でした。その方が、娘をほしいと求められても、おあげになりませんでした。どうして、妄りに劉季なんぞにおやりになるのですか」と、呂公を詰った。呂公は「これは、女子どもの知ったことではない」と、答えて、ついに娘を劉季にあたえた。この呂公の娘が呂后となった方であり、高祖に嫁して後、孝恵皇帝と魯元公主とを生んだのである。
    史記 二 (本紀) 吉田賢抗・著 より抜粋


    名刺 お役立ち情報
    この一説には、高祖――『項羽と劉邦』で有名な後漢の初代皇帝・劉邦のことです――とその妻・呂后(呂雉)――こちらも中国三大悪女として知られる凄まじいお方です――の結婚の経緯が書かれています。

    ざっくり簡単にまとめると、これは県の長官を頼って移住してきた呂公の歓迎の宴での一幕です。
    手土産として「千銭」以上持参しなければ座敷にも通してもらえないリッチなパーティーに、高祖は無一文にも関わらず出向いていき、「お進物一万銭」と大嘘の名刺を提出します。
    あまりの額に驚いた呂公は高祖を門までお出迎え。
    呂公は人相を見てその人となりを判断するのが得意だったのですが、高祖を見るなり「こいつはただものじゃない! 将来絶対大物になる!」と確信します。
    ついには周囲の反対を押し切って、かわいい娘を高祖に嫁がせることにしました、というお話です。
    ここで高祖が呂公へのお目通りがかなったきかっけが、「お進物一万銭」という名刺――謁です。
    謁は自身で持参し、拝謁を願うための道具でした。
    高祖が呂公へ提出した謁は残っていないので、どんな細かい情報が書かれていたのか――もしくは大雑把な情報が書かれていたのか――は分かりませんが、誰が提出したものかは分かるように、最低でも姓名と金額が書かれていたのは確かでしょう。
    現存する謁に書かれている文章は、「拝謁を願う道具」という性質からか、とても丁寧で規範的。訪問者と拝謁者、どちらの身分も姓名も書き記し、来訪の理由まで記載されています。相手の身分が自分より低いか高いかを問わず敬語を使うという徹底ぶりで、古代中国の官僚社会の「拝謁お伺い札」(コミニュケーションツール)として広く使われていました。

    名刺 お役立ち情報
    一方の名刺の語源となった「刺」は後漢の頃から使われだしたとされています。 謁より幅が狭く、細長い刺は、木材の消費量から考えると非常にエコ。それに加えて記載される内容も、訪問者の姓名・字(あざな)・本籍・爵級と「問起居(ごきげんいかがですか?)」という挨拶文のみ。持ち主のプライベートな情報のみが書かれている点は今の名刺に通ずるところがあります。 刺の使用場面は「訪問通知札」といったところ。相手を訪ねて不在だった場合などに、門前の専用箱や地面に刺を刺し、訪問したことを告げるために使われていました。 自分の名を刺すから「名刺」というわけです。 記載する内容は自分の情報のみでよいため、古代中国のお墓からは何枚も同じ札が出土されることも多いとか。これは訪問理由までこと細かに明記しなくてはならない謁との大きな違いです。 片や堅苦しい「拝謁お伺い札」、片や気楽な「訪問通知札」。 伝達手段が限られていた古代中国においてその利便性から、刺は官僚社会にとどまらず庶民にまで広がっていくことになります。

    参考:呂静程博麗・著 / 江村知朗・訳『漢晋時期における名謁・名刺についての考察』

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  • グラフィックソフトウェアを使った名刺作成


    名刺 デザイン

    会社員の方はもちろん、フリーランスで活動したり、独立して他の方と交流したりする時は自分の名刺が必要です。
    しかし、いざ名刺を作ろうとした時に、どうやって名刺を作成すればいいのか、名刺作成を誰に頼んだらいいのか分からない方もいるのでは?
    また、せっかく名刺を作ったのに「名刺に個性がない」というお悩みを持ったり、どうせ作るなら「人を惹きつけるオリジナリティあふれる名刺を作りたい」という要望を持った方も多くいらっしゃいます。


    デザイン 個性

    そんな悩みを解決してくれるのがAdobeのソフト「Illustrator(イラストレーター)」と「Photoshop(フォトショップ)」です。
    誰でも一度はその名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
    この2つのソフトは、名刺作成に特化したBUSINESS名刺印刷所でも実際に使っているものです。

    今回はその2つのソフトの魅力をお伝えいたします。


    ■イラストレーターとフォトショップの特徴


    グラフィックソフトウェア 名刺

    名刺はたった91mm×51mmからなる小さな紙片です。
    欧米サイズの名刺となると89mm×51mmともっと小ぶりに。
    そんな小さな名刺の作成になぜ、2つのソフトを利用するのでしょうか。

    それはデザインを行う上で、イラストレーターとフォトショップの得意とする方向性が異なることが理由です。


    ▶イラストレーターの特徴

    Illustrator 名刺

    イラストレーターはベクターデータの編集ソフトです。
    ベクターデータとは点と点の位置関係を数値で記録したデータです。
    このベクターデータの何がすごいかというと、いくら画像を拡大しても画質が落ちないのです。
    しかも、記録している数値を変更するだけなので、画像を拡大しても容量はあまり変わりません。

    一方で、イラストレーターは筆で書いたような描写やにじみ、ぼやけた陰影などをつけるのは苦手です。細かい描写は不得手なのですね。

    これらの特質から、はっきりとした描写が必要かつ様々なサイズで利用することが求められる会社のロゴやアイコン、広告やパッケージ作成の際に利用されることが多いソフトです。


    ▶フォトショップの特徴

    Photoshop 名刺

    フォトショップはビットマップデータの編集ソフトです。
    ビットマップデータとは非常に小さな四角い点(ピクセル)の集まりで作られたデータのことです。
    スマートフォンやデジタルカメラで撮影された画像も、このビットマップデータになります。
    そのため、フォトショップの得意とするところは写真やイラストの加工や修正、合成です。
    細かい描写も思いのままにできるのがフォトショップなのです。

    一方で、保存されるデータはあくまでピクセルの集合体。画像のサイズを大きくするとピクセルそのものが拡大されてしまい、どうしても画質が落ちてぼやけてしまいます。
    これらの特質から、画像編集(フォトレタッチ)で利用されることが多いソフトです。



    ■どうやって2つのソフトで名刺を作成するのか


    design 名刺

    イラストレーターとフォトショップはどちらも同じAdobeの製品なので互換性があります。
    イラストレーターで作ったデータをフォトショップで開くこともできますし、その逆もできるのです。

    つまり、お互いの得意分野で作成したデータを連携して編集できるということ。

    名刺 制作
    名刺作成においては、ロゴやアイコンを入れる場合はイラストレーターで作成し、写真を挿入したい場合はフォトショップで加工します。
    そしてできあがったロゴや写真の配置をイラストレーターで行えば、世界でただ一つのあなただけのオリジナル名刺のデータが完成するわけです。

    また、多くの印刷会社はデータ入稿という注文方法を設けています。

    名刺 データ
    データ入稿はその名前の通り、印刷用のデータをそのまま印刷会社に提出する注文方法。
    印刷会社がする仕事は印刷のみになるので、その分料金もお得です。
    そして、そのデータ入稿で求められるデータの形式には、必ずといってよいほどイラストレーターやフォトショップが挙げられます。
    作成したデータをそのまま入稿できるというメリットもあるのです。


    ■面倒なこと、全てBUSINESS名刺印刷所が引き受けます!


    名刺 注文

    しかしながら、名刺を一から作るのはなかなか大変な作業です。
    デザインに凝ってしまうことでデータ作成に時間がかかってしまったり、そもそもソフトの使い方が分からないという方も多いでしょう。
    そんな方々のために、BUSINESS名刺印刷所では品質の良いオリジナリティあふれる名刺を数多く取り揃えています。


    名刺 テンプレート

    名刺は様々なビジネスシーンにおいて重要な役割を果たすキーアイテム。
    名刺一つで個性や誠実さ、ユーモアや独創性を見せることができ、自分を印象づけることができます。

    BUSINESS名刺印刷所の500点以上のテンプレートから、自分にぴったりの名刺を見つけて名刺を作成してみませんか?



    名刺 テンプレート

    また、名刺の具体的なイメージがわかない方や、イメージはあるけれどどうしていいか分からないという方からのご相談やご要望も承ります。
    あなただけの世界でただ一つの名刺を作りたい方はぜひ、オーダー名刺のご注文をご検討ください。
    経験豊富なデザイナーが誠心誠意、徹底的にあなたのサポートを行います。



    名刺 オーダー

    あなたの理想の名刺の作りを、ぜひ、BUSINESS名刺印刷所におまかせください!

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  • BUSINESS名刺印刷所で選べるフォント:その2

    今回は「BUSINESS名刺印刷所で選べるフォント:その1」記事の続きで、弊社にて注文頂くなかで人気のあるフォントについてご紹介させていただきます!
    ぜひお役立てください。

    名刺 フォント

    『 人気の指定フォント 』

    デフォルトでご用意しているフォントにお好みのものはありましたか?
    もちろん、BUSINESS名刺印刷所ではこれら6種類以外のフォントにも対応しています。
    デフォルトフォント以外でよくご指定をいただく、こだわりのフォントをいくつかご紹介いたしますね。

    ■ 游明朝
    游明朝は「時代小説が組めるような明朝体」をキーワードに、単行本や文庫本で読みやすいよう開発されたフォントです。
    トメで出来る「ウロコ」の大きさがひかえめで、ハネ先やハライ先が丸く柔らかな印象。
    漢字は大きく、平仮名は少し小さめに作られているので文章にしたときに文字情報が読み取りやすいのが特徴です。
    このフォントは何と言っても縦書きがおすすめです。 フォント 游明朝
    ■ A1明朝
    昔から愛され続けて根強いファンの多いA1明朝。
    このフォントが持つ独特の柔らかな印象は写植(写真の原理を用いて印字する方法)特有の「墨だまり」の再現が生み出しているのだとか。
    なんともいえない微細なにじみと、写真のボケ味を感じさせる風合いは、透明感とみずみずしさを表現するのにぴったりです。
    名刺のデザインで写真が入っている方におすすめのフォントです。 フォント A1明朝
    ■ AXIS
    AXISという雑誌のリニューアルに際し、「雑誌専用書体をつくろう」という企画で生まれたフォントです。
    そういった成り立ちなので、非常に読みやすく、エレガンスさとクールさを兼ね備えています。
    なんといっても欧文と和文が混植してもすっきりと読みやすくデザインの統一感を持たせることができるのが特徴。
    「両面名刺で表面を日本語に、裏面を英語にしたい」といったご要望にも、AXISなら応えられます。 フォント AXIS
    ■ フォーク
    ゴシック体と明朝体の中間のような書体です。
    細い横画と太い縦画のコントラストが特徴。
    細いウエイト(太さの種類)ではスマートな印象を。太いウエイトでは大胆な印象を与えます。
    特に、太いウエイトのフォークはよくキャッチコピーで使われるので、際立った名刺を演出したい人におすすめのフォントです。 フォント フォーク
    ■ じゅん
    ソフトなイメージに最適な丸ゴシック体です。
    カーブはまあるくリズミカル。
    手書きのイメージを残した書体なので、親しみやすさはダントツです。
    それもそのはず、じゅんの名称の由来は「Junior」の頭3文字から付けられた名前で、子どもに親しみやすいフォントとして作られたという背景を持っているのです。
    お子さんと関わる仕事の方に特におすすめしたいフォントです。 フォント じゅん
    ■ 筑紫A丸ゴシック
    筑紫A丸ゴシックは温かみのある丸みを帯びたフォントです。
    丸ゴシックらしい均一のとれた丸さで繊細さと可愛らしさを。
    そして、丸ゴシックなのに余白がしぼられ甘すぎない大人な印象を。
    二つの特徴を兼ね備えた甘辛ミックスなフォントといっても過言ではないでしょう。
    親しみやすいイメージを与えながら、きちんと感を表現したい方におすすめのフォントです。 フォント 筑紫A丸ゴシック
    その他にも毛筆フォント、装飾フォント、手書きフォントなど様々取り揃えておりますので、フォントでお悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。

    『 まとめ 』


    今回ご案内した様々なフォント以外にも魅力的なものがまだまだございました。
    2回に分けて記事を書いて「あんな名刺、こんな名刺……色々作りたいなぁ。」と思ってしまいました。
    文字自体にもデザイン性があることを踏まえて作って頂くと良いものができると思いますよ!

    関連記事:BUSINESS名刺印刷所で選べるフォント:その1

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  • BUSINESS名刺印刷所で選べるフォント:その1

    名刺を決める際に一番悩むのは、そのデザインだと思います。
    どういった印象を与える名刺にしようか、テンプレート名刺を見て悩まれる方も多いはず。
    特にBUSINESS名刺印刷所では500種類以上のテンプレート名刺を用意しているので色々と目移りしてしまいますよね。

    デザインを決めていよいよ注文! となった際にデザインと同じくらい気にしていただきたいのがフォント(書体)です。
    世の中には様々なフォントがあふれており、それぞれ個性を持っています。
    せっかく素敵なデザインの名刺を選んでも、フォントによって印象は大きく左右されるのです。

    ご購入いただいた名刺が手元に届いて「あれ? なんか思ったのと違う」という悲劇を生み出さないためにも、頭の片隅に、そのフォントが得意とする特徴を置いておいていただけると幸いです。
    もちろん、BUSINESS名刺印刷所ではあなたの名刺のイメージに合ったフォントのご提案・ご相談にもしっかり乗りますのでご安心くださいませ。

    名刺 お役立ち情報
    さて、名刺に使われるフォントは「視認性(見やすさ)」、「可読性(読みやすさ)」、「判読性(分かりやすさ)」の3点のバランスが重要です。
    どのような印象を与える名刺を作りたいかによって選ぶべきフォントは変わります。
    BUSINESS名刺では6種類のデフォルトフォントを用意しています。
    それぞれの特徴をご紹介しましょう。

    『 6種類のデフォルトフォント 』

    ■ 新ゴシック
    システマチックな雰囲気を持つ現代的なゴシック体です。
    ゴシック体の特徴は、縦横の太さが均一で、起筆・終筆点に飾りがありません。
    可読性が高いフォントのため、名刺に最適。シンプルな名刺を作成したい方におすすめです。 フォント 新ゴシック
    ■ 新丸ゴシック
    新ゴシック元にして作られた新丸ゴシックは、まろみのあるエッジが生み出す、優しい印象と親しみやすさが持ち味。
    縦横の太さが均一のため、縦書きでも横書きでも落ち着きが良いのが特徴です。
    新ゴシックの高い可読性を引き継ぎ、かつ軽快さを持ち合わせているため、可愛らしい名刺を作成したい方におすすめです。 フォント 新丸ゴシック
    ■ リュウミン
    リュウミンは、明治35年創業の森川龍文堂活版印刷所が作った金属活字の明朝体がベースのフォントです。
    森川龍文堂明朝体だからリュウミンというわけです。
    金属活字由来の彫刻刀の冴えをハネやハライに活かしつつ、トメで出来る「ウロコ」には柔らかさが宿っています。
    ノスタルジックな印象をあなたの名刺に。おしゃれな名刺を作成したい方におすすめです。 リュウミン
    ■ 正楷書体
    正楷書体は力強い毛筆の魅力をそのままに、高い可読性と判別性を保ったバランスのよいフォントです。
    なめらかで上品な印象を与えるため、特に縦書きでおすすめしたいフォントです。
    和風な名刺、かっちりとした名刺を作成したい方はぜひ、正楷書体をお試しください。 フォント 正楷書体
    ■ 陸隷体
    角張った印象を与える陸隷体は、秦の時代に生まれた隷書体を現代風にアレンジしたフォントです。
    よく見ると少し横長で、左右に波打つような筆の運びが見て取れます。
    中国古来の伝統を基礎としながらも、可読性が高く華やかな書体です。
    安全性が求められる仕事や、特に責任感の伴う仕事に従事されている方におすすめのフォントです。 フォント 陸隷体
    ■ MBゴシック
    しっかりした骨組みに、ハネやハライの最後の一筆まで力強さと流れを感じさせるMBゴシック。
    その細かなディティールを活かすにはある程度のフォントの大きさが必要です。
    たとえば、名前でインパクトを与えたい場合には最適といえるでしょう。
    肉声を感じさせる骨太な筆運びからは、信頼感と親しみやすさがにじみ出ます。
    インパクトのある名刺を作成したい方におすすめです。 フォント MBゴシック

    『 まとめ 』


    いかがでしたでしょうか?
    様々なフォントがありますがイメージにあうものを選んで頂くと、より一層、渡す相手にご自身(会社)を伝えやすくなるとおもいます。ご検討くださいませ!

    関連記事:BUSINESS名刺印刷所で選べるフォント:その2

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  • 名刺印刷のプロに名刺の作成を依頼するとメリットがあります!

    社会人として働いていていると、手元に名刺を用意しておく事が必要になってきます。 名刺作成をする手段の一つとして、名刺印刷のサービスを行っている会社に依頼をする方法があります。今回は、そうした名刺印刷サービスのプロに名刺の作成を依頼する7つのメリットを紹介します。


    1.現在使用している名刺のデザインをそのままで利用したい

    名刺印刷のサービスを行っている会社なら現在使用している名刺のデザインで名刺の作成に対応してくれる場合があるのがポイントでしょう。

    会社から今と同じ名刺を作成するように指示されている方や、今の名刺のデザインが気に入っていて別のデザインに変えたくない方にとっては魅力的な筈です。今の名刺と同じデザインのものを作成したいけれど、自分ではどうしたらいいか分からない場合にも便利です。

    ビジネス名刺印刷所には「そのまんま名刺」というサービスがあります。 イラストレーターなどのデータが無い場合でも、今お使いの名刺を郵送していただいたり、スマートフォンで撮影した写真や現物をスキャナーでスキャンしたものをお送りいただければ、そっくりな名刺を作成いたします。

    2.見栄えの良い名刺が出来上がる

    名刺作成の実績のある会社に依頼した方が、自分で作成するよりずっと仕上がりの見栄えは良くなるでしょう。

    もちろん自分でも名刺を作成する事は可能ですが、プロによって作成されたものと比較すると、どうしても見劣りしてしまう場合があります。自分で作成した名刺を仕事関係で使用した事で、相手の印象が悪くなってしまった事例すらあるようなので、お仕事で使う名刺の作成はプロに依頼したほうが良いかもしれません。

    3.自分で名刺作成に必要なツールを用意しなくて良い・時間が省ける

    経験のない人であっても、名刺の作成に挑戦できる時代になったとは言え、自分で名刺を作成する為には名刺を印刷する用紙、パソコン、プリンターなどを用意する必要があります。
    名刺印刷のサービスを行っている会社に依頼をすれば、自分で名刺作成に必要なツールを用意しなくても、名刺が出来上がるのがメリットでしょう。

    また、名刺印刷のサービスを行っている会社に名刺の作成を依頼する事で、自分で名刺作成に費やす時間が省けます。

    今まで全く名刺作成をした経験のない人が、自分で作成するとなると、スムーズに行かずに時間が掛ってしまっても不思議ではありません。出来上がりに満足がいかなかったり失敗したりして、作り直す破目になり余計に時間が掛ってしまう事態も有り得るでしょう。

    お仕事が忙しい方の場合、名刺の作成をプロに依頼した場合のコストと、ご自身の貴重な時間が名刺作成という仕事以外のことに取られてしまう事を比べてみられるのも良いかもしれません。



    4.名刺の試し刷りをしてもらえる場合がある

    特に大量に名刺の作成をする場合、色みやレイアウトなど、どんな仕上がりで印刷されるのかを確認しておきたいものですよね。名刺印刷のサービスを行っている会社なら、依頼する前に試しで名刺の印刷をしてもらえる場合があるのが嬉しい点です。

    ただ、このように会社に名刺の印刷の試し刷りをしてもらおうとする時は、事前に料金が掛るのか、掛るのであれば料金は幾らなのかを確認しておきましょう。

    ビジネス名刺印刷所の場合、新規でご注文のお客様には「試し刷りの無料サービス」を行っております。仕上がりを確認してからご注文いただけますので、どうぞお気軽にお申し付けください。

    5.名刺のデザインテンプレートをアレンジをしたい

    名刺印刷のサービスを行っている会社では、テンプレートを利用して注文できる名刺のうち、選ぶことができるデザインテンプレートの数が何百種類もあったりします。やはり、名刺を作成する時に選択可能なデザインテンプレートが豊富なのは、嬉しい点です。

    会社によっては、名刺のデザインテンプレートのアレンジをする事が可能な場合もあります。
    「一から名刺のデザインをして貰う気はないけれど、元からあるデザインテンプレートをアレンジするのには興味がある」という方は是非検討されてみては如何でしょうか。

    ビジネス名刺印刷所ではテンプレートを選んで作成した場合でも、種類によってはデザインの変更に柔軟にご対応させていただきます。
    例えば文字の色やQRコード、顔写真の追加などは殆どの場合、無料で変更が可能です。



    6.作成を依頼した名刺を短期間で出荷してほしい

    作成された名刺が直ぐに欲しい人もいると思います。そうした人の為に名刺印刷のサービスをする会社では、依頼してから短期間のうちに作成した名刺を出荷してもらえる事があるのです。

    早ければ、名刺の作成を依頼した次の日には出荷してもらえる場合もあります。急ぎで名刺が欲しい方は、短期間で名刺を作成してくれる会社に依頼をしてみてはいかがでしょうか。

    弊社では、基本的にはご注文の翌営業日の出荷が可能です。(諸条件あり)

    7.名刺印刷のサービスを行っている会社のデザイナーの力を借りられる

    名刺印刷のサービスを行っている会社では、依頼して名刺の作成をする際にデザイナーの力を借りられる場合があるのがメリットです。「自分で名刺のデザインをしてみたいけれど、自分だけでは上手くデザインできる自信が無い」という方には、嬉しい利点でしょう。

    弊社で「オーダー名刺」対応もさせて頂きます。




    『 まとめ 』


    【名刺を作成したいならプロに依頼をする事を考えてみては?】

    現在、法人や個人の方で名刺の作成をする必要に迫られている場合はあると思います。そんな場合は、名刺印刷のプロである会社に名刺の作成を依頼する事を考えてみてはいかがでしょうか。
    説明したように名刺印刷のサービスを行っている会社に名刺の作成を依頼するメリットは沢山あります。まだお悩みであれば、サンプルを注文できないか、試し刷りはしてもらえないかなどをチェックされると良いかと思います!

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  • ビジネス名刺の用紙選びは、材質と厚みで印象が変わる

    ビジネス名刺 デザイン 名刺には目的に合わせて、多種多様の用紙が用意されています。同じ内容の名刺でも、材質や厚みで出来上がりの印象は随分と変わります。 企業様、法人様のイメージに合う名刺を作る為の用紙選びについてまとめていきます。

    <用紙の材質について>

    名刺用紙の材質は大きく4つに分けられます。

    1、表面に光沢があるタイプ(コート紙)
    2、表面に光沢がないタイプ(マットコート紙)
    3、上質紙
    4、和紙風のように材質に装飾がされているタイプ
    それぞれの特徴を説明していきます。

    「1、表面に光沢があるタイプ(コート紙)」

    表面に光沢があるタイプは、薬剤が塗布されており発色が非常に鮮やかとなる特徴があります。写真を入れた名刺や、カラフルな名刺がよりいっそう映える仕上がりです。
    元気で明るい法人様、企業様のイメージにオススメです。
    手触りはツルツルとしているものが多く、名刺への筆記性はマジックペン以外ではあまりありません。

    「2、表面に光沢がないタイプ(マットコート紙)」

    コート紙の一種ですが、表面に艶消し処理がされています。仕上がりはコート紙より落ち着いた雰囲気の名刺となります。名刺といえばこちらのタイプを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。コート紙程ではないですが、インクの発色もよく表現が豊かです。
    落ち着いた名刺で、画像や色を多く使いたい法人様、企業様にオススメです。
    手触りはサラサラとしているものが多くなり、名刺への筆記性もコート紙より高くなります。

    「3、上質紙」

    表面に加工がされていない用紙で、コピー用紙にも使用されています。
    上記2つと比べるとインクの発色はくすみますが、その点も良い風合いとなります。
    表面に加工がない為、インクが滲みやすくはなります。写真の印刷はぼやけてしまう為、適しませんのでご注意ください。
    文字がメインのシンプルな名刺を作成したい法人様、企業様にオススメです。
    名刺への筆記性は最も高くなります。鉛筆やボールペン等で問題なく筆記可能です。

    「4、和紙風のように材質に装飾がされているタイプ」

    4つ目は、材質に装飾が施されている名刺についてです。
    こちらは、個性的な名刺を作成したい法人様・企業様にオススメです。
    目立たせるという点においては、上記3つとは違った表現力があります。

    ・和紙風タイプは、加工のない名刺と比べるとより落ち着きと高級感が出ます。
    ・色付きの用紙で作成した名刺は、他の名刺との区別がつきやすく、
     たくさんの名刺の中でもパッと目を引くでしょう。
    ・和紙ではありませんが和風で木製の名刺が話題になったこともありました。
    手触りの点でも大変個性的です。

    ビジネス名刺 用紙 種類

    <用紙の厚みによる印象について>

    名刺は紙の厚みによっても相手に与える印象が変わってきます。 上質な紙でしっかりした厚みのある名刺は高級感があり、紙の厚みが十分でなくペラペラした名刺は、
    折れやすくチープに感じてしまうものですがメリットもあります。
    職業や名刺のデザインによっても、調和の取れた紙の厚みがありますのでご紹介していきます。

    ■厚みのある名刺

    厚みのある名刺は高級感と共に信頼感、責任感も感じられ、受け取った後もその厚みで存在感を放ちます。
    厚めの名刺を作成する場合は、下記を目安とすると程よい厚みが出ます。(連量については、<用紙の厚みの単位について>で説明しています)
     ・上質紙  連量:180kg
     ・コート紙 連量:200kg
    さらに厚い名刺を作成する事も可能ですが、重厚感が増していきますので、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
    弁護士や代議士など堅い職業、または重要な取引の場において特に適しています。

    厚めの名刺は名刺入れに入る枚数も限られ、受け取った相手の名刺入れの中もかさばらせますのでご利用になる場合は注意が必要です。

    ■薄めの名刺

    薄めの名刺は、軽やかで親しみのある仕上がりとなります。カラフルでおしゃれな名刺にもオススメです。
    薄いので枚数を多く持ち歩けるメリットもあります。 ハリ・コシのある上質紙を使用すると、しっかりとした安定感がでます。連量は下記が目安となります。
     ・上質紙  連量:130kg
     ・コート紙 連量:160kg
    あまりに薄すぎると、名刺入れからの出し入れで簡単に折れ曲がる事もありますので、ある程度の厚みがあった方が取り扱いやすいでしょう。
    また、薄すぎる名刺は安っぽく見えてしまいますのでご注意ください。

    <用紙の厚みの単位について>

    紙の厚みは、実際の厚みで表記される他に、印刷業界では主に「連量」で表記されます。
    「連」は単位となり、「1連」は原紙1000枚をさします。
    「連量」とは、裁断前の原紙1000枚の重さです。単位は「kg」で、紙の厚みが増すほど連量は大きくなります。
    注意が必要なのは、原紙には大きさの違う「四六判」「菊判」「A判」などがある事です。大きな原紙ほど連量が重くなりますので、
    連量を比較する際は原紙が同じであるかご確認ください。 最近では、「四六判」であることが多いようです。

    ■弊社取り扱い用紙一覧はコチラをクリック


    ビジネス名刺 いろいろな種類 デザイン

    『 まとめ 』


    名刺の材質や厚さによって、仕上がりのニュアンスが変わります。 ビジネスシーンによる使い分けで複数の名刺を持つと効果的です。
    法人様、企業様のイメージに合う名刺作成のお役に立てましたら幸いです。

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  • ネットで名刺を頼むべき理由・4選

    名刺作成 あらゆるコミュニケーションがデジタル化・オンライン化していく現代社会ですが、
    ビジネスの現場においては、名刺交換は未だ欠かせないコミュニケーションです。

    「ついうっかりして、打ち合わせや営業訪問の際に名刺を切らしてしまった…」
    こういった状況は、まさに血の気が引くような瞬間で、自身の印象の低下や会社の信頼性を損ないかねません。

    そんな事態を防ぐべく、名刺は常にストックを持っておきたいものです。
    「名刺って結構、頼むの面倒なんだよなあ…」と思っている方は、インターネットでのオンライン発注を検討してみましょう。
    今回はネットで名刺を発注するメリットを4点にまとめてお伝えします。

    ◆メリットその1:簡単に作れる


    テクノロジーの進化のおかげで、今やPCとプリンターがあれば自宅で名刺を印刷することは可能になりました。
    しかし、プリンターなどの機器を所有しない方は意外と多く、たとえ所有していたとしても、
    いざ印刷したい時にインクがほとんど切れていた…といったことはよくある話です。

    また、専門の印刷会社で作成してもらったものと比べると、どうしても印刷のクオリティや見栄えなどの点では見劣りしてしまいます。
    趣味やアマチュア活動のための名刺ならともかく、ビジネスシーンで使用する名刺であればやはりプロに頼む方が好ましいでしょう。
    ネットが一般社会に普及した結果、印刷会社への発注も簡略化され、今ではとても簡単なプロセスを踏むだけで名刺が注文できるようになりました。

    オンライン注文でデザインテンプレート利用の名刺を作る場合の弊社でのプロセスは、

    1、デザインテンプレートを選ぶ
    2、会社名や名前、住所など名刺に記載する情報を入力
      ※入れたい写真やロゴデータなどがあれば一緒に添付する
    3、請求先や納品先、支払い方法などの情報を入力・選択する
    4、注文確定する
    5、印刷会社から内容確認のメールが届く
    6、問題がなければ印刷作業に進む

    といった流れになります。
    上記の工程で、簡単に名刺を作成することが出来ます。

    名刺注文

    ◆メリットその2:安価に作れる


    現代は多くの印刷会社が名刺のネット・オンライン注文に対応していますが、
    同じ印刷手法を使って同じ枚数を刷るとしても、それぞれの会社によって値段はまちまちとなっています。

    一般的に、印刷コストの特性上、基本的には発注枚数が多いほど1枚あたりの価格は下がる傾向にあります。
    これらは基本的に「オフセット印刷」という手法で印刷されており、
    最低注文数として100枚〜ほどのオーダーが求められることが多いはずです。

    「オンデマンド印刷」が可能な弊社は、テンプレートでの名刺注文で50枚から対応しており、
    料金は50枚で1,500円(片面モノクロ)からとなっております。

    ◆メリットその3:仕上がりが早い


    仕上がりスピードの速さは最も重視される項目の一つであるため、業者側もスピードの速さを売りにしている所は多く、
    ネット・オンライン注文に対応している会社は、基本的にはどこも早く対応してくれるはずです。

    BUSINESS名刺印刷所では、最短でご注文翌営業日の発送が可能です(諸条件あり)。

    名刺 営業

    ◆メリットその4:デザインのテンプレートが豊富


    名刺のデザインは不慣れな方が作成するには意外と難易度が高く、
    テンプレートが複数用意されているとユーザー様にとっては助かるものだと思います。

    多くの印刷会社ではオンライン上にて多数のテンプレートからデザインを選択することができ、
    業種や仕事のイメージから合ったものを選んで印刷することが可能です。

    さらには、イメージやテーマ、カラーなどいくつかの要素から希望の要素を選択して検索することも可能であり、
    幅広い選択肢が用意されている事が多いでしょう。

    色々なデザインを吟味して、良い印象を持たれそうな名刺をじっくり選ぶことをおすすめいたします。

    まとめ


    今回はネット・オンラインで名刺を作成するメリットについて解説致しました。

    名刺を完全に切らしている場合など、一刻も早く作成したい…というのであれば、
    自宅のプリンタ等で印刷するのが一番早い方法ではありますが、
    見栄えの良さや一定のクオリティを求めるのであれば、やはり専門の印刷会社で依頼するべきです。

    ネット・オンラインで発注できますので、理想の名刺を手に入れましょう。



    → 「テンプレート名刺」はコチラ

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